白水山 医王院 平等寺
本尊:薬師如来
本尊真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
ご詠歌:平等に 隔てのなきと 聞く時は あら頼もしき 仏とぞみる
寺伝によれば、空海がこの地で厄除け祈願をすると五色の雲がわき金剛界大日如来の梵字が金色に現れた。
さらに、その端相に加持すると薬師如来像が浮かび上がったので、錫杖でその場に井戸を掘ると乳白色の水が湧いた。
その水で身を清め百日間の修行をした後薬師如来を刻み、堂を建てて本尊として安置したのに始まるという。
寺名は、この霊水により、人々の平等な幸せを願い、また、一切の衆生を平等に救済する祈りを込めて「平等寺」と称されたという。
七堂伽藍や12の末寺を持つまでに栄えたが、天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火で焼失した。享保年間(1716年 - 1736年)になって照俊阿闍梨によって再興される。
【2016年 逆打ち 車遍路】
今日は、ここで打ち止め
↓仁王門
↓本堂。左手には、弘法大師が掘ったと言われる「白水の井戸」があります。
↓大師堂
↓御朱印
移動距離の割に6ヶ寺と少なめ
【2017年12月9日 歩き遍路にて】
仁王門
道路に面した13段の石段を上がって山門をくぐる。左に鐘楼があり、その先に大師堂、その横に小さな観音堂がある。右には納経所があり、その先に手水場が、左に鏡の井戸と地蔵石像の祠がある、正面に42段の男厄坂が左には緩やかな33段の女厄坂があり上り詰めると本堂が建つ。本堂左のほうに護摩堂がある。
手水場
本堂は、階段の上
「弘法の霊水・白水の井戸」
この水は万病に効くとの言い伝えがある。
↓本堂
本堂の横には護摩堂
本堂から境内を見下ろす
↓大師堂