光明山 蓮華院 十楽寺
本尊:阿弥陀如来
本尊真言:おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌:人間の 八苦を早く 離れなば 到らんかたは 九品十楽
寺は現在地から北へ3kmほど奥にある、十楽寺谷の堂ヶ原にあったとされています。
弘法大師がこの地を巡教された時に阿弥陀如来を感得され、如来像を刻んだのが本尊として祀られたと伝えられています。その際に弘法大師は「生・老・病・死」など人間に避けることの出来ない苦難を乗り越え、10の光明と、輝く楽しみが得られるように「光明山十楽寺」と寺の名を授けたそうです。
広大な七堂伽藍を誇っていましたが、天正10年(1528年)長宗我部元親による兵火で、全ての堂塔が焼失します。幸い、本尊は当時の住職が背負い難を免れたといわれています。寛永12年(1635年)に現在地に移り再建されました。
明治時代になり本堂が再建され、大師堂、書院などを整え、平成6年には立派な木造の本堂を建立しています。
【2016年 逆打ち 車遍路】
↓山門
↓本堂
↓大師堂
↓御朱印
【2017年10月 歩き遍路】
龍宮城を彷彿させる朱塗りの鐘楼門が見えてきた
中門遍照殿・愛染堂
中門の中に入れるようになっています。階段を上がると愛染明王様がいらっしゃいます。「夫婦愛和・縁結び」の御本尊様です。
中門を潜って境内に
本堂の手前に手水場
変わった形の手水場
本堂の左に観音像、地蔵堂
本堂の反対側には、お大師様
本堂の左奥には大師堂への階段
大師堂